保守は正直なところ必要なの?
実のところ、「絶対に保守は必要です!!!」ということはありません。
保守というのは本質的に下記2点に集約されます。
・セキュリティリスクへの対応(+デザイン崩れやバグの修正作業)
・ご質問に対するサポート
ですので、それらが全く必要が無いという方には保守サポートも全く必要ありません。
HPの保守サポートで行う5つのこと
- プラグイン、WordPress、テーマ、サーバーのアップデート
- アップデートに伴うバグの確認やデザイン崩れの修正
- ご質問に対するサポート
- WordPressの情勢にともなうセキュリティの強化
- バックアップの取得
上記が1ヶ月間の保守サポート行う最低限の内容です。(他にもセキュリティアップデートなどをこちょこちょやっております。)
保守をしないとどうなるの?
WordPressから以下の2択を迫られます。(怖い顔で)
セキュリティリスクに晒されるかデザイン崩れやバグの修正作業を行うか。
これはどういうことかというと、
セキュリティリスクに対応するためにWordpressなどのアップデートを行うと、
そのアップデート行為によってデザインが崩れたりバグが発生してしまうというジレンマを意味しています。
WordPressなどのアップデートは自分でできないの?
可能です。アップデート設定を初期設定のまま(自動)にしていただくだけでWordpressやプラグイン、テーマは良くも悪くも自動でアップデートされます。
この自動アップデートの問題点は、
サイト上の至るところにバグやデザイン崩れが発生するということです。
なぜバグやデザイン崩れが発生するかというと、ベースのWordpress本体がアップデートされても、その下のプラグインやテーマがすぐにそのWordpressのバージョンに対応するわけではないからです。
身近なものに例えると、
IPhone本体のiOSがアップデートされたもののメールアプリがアップデートされていないのでメールが受信できない!
というような状況です。(iPhone以外の方は読み替えてください!)
デザイン崩れやバグの修正作業は自分でできないの?
できます!が…学習コストが見合わないという方が多いと思います。
バグなどの原因特定のために、
ブラウザ、DevTool、Wordpress、コンソール…を勉強。
特定したバグなどを修正するために、
PHP、HTML、CSS、Javascript、仮想環境…を勉強。
もし、こういった学びが役立つ環境がありましたら、ご自身で修正されるのは全然アリだと思います。個人事業主の方はこちらの方が合っている場合もあります!
ですが実際のところ、「時間単価が合わない!」という方が多いのが現実だと思います。(ただでさえ忙しいのに…という声が画面を通じて聞こえた気がしました。)
固定でかかるランニングコストを下げたい!
スポットで修正対応をご依頼いただくことで実現可能です。
アップデートは自動で行っていただきデザイン崩れやバグが発生したらご依頼いただくイメージです。
デメリットとしては、やはり調査費用や復旧費用が高くなりやすいため、場合によっては保守サポートより費用がかかることがあります。(特にWordpressのメジャーアップデートがあるとその瞬間に悪夢が始まります。2022/05/25にWordpressのメジャーアップデートがありました。)
まとめ
■HPの保守サポートが必要ない人はこんな方
・デザイン崩れやバグが起きた際にスポットで対応して欲しい
・分からないことややりたいことは自力で調べて対応して経験を積みたい
・アップデートは自動で行い、デザインが多少崩れても問題なし
■HPの保守サポートが必要な人はこんな方
・分からないことややりたいことはすぐに対応したい
・デザインが崩れると困る
・Web周りのことについてはすべてお願いしたい(本業に集中したい)